染色用、藍建用の灰汁の作り方〜木灰の量とpHの関係〜

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木灰を水に溶かした時の上澄液(灰汁)は藍建や染色の媒染剤として使用されています。特に藍建では微生物の生育に適した環境とするため、灰汁のpHを調整する必要があります。私は染色の媒染剤としてはpH11.0、藍建用にpH11.8の灰汁を使用しますが、いったい何gの木灰でpH11.0, pH11.8になるのでしょうか。水1Lに対して、何gの木灰でpH11.8になるのか実験しました。

梅農家の梅染色〜どのくらいの時間煮出すべきか?〜

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煮出し時間
梅染色〜煮出し時間〜

梅の枝で染色するときに、どれぐらいの時間煮出して、染めるのが良いのでしょうか。煮出す時間が長いほど、素材の色は抽出されますが、どこかでこれ以上濃くならない時間があるはずです。また煮出し時間が長過ぎても色が濁ってしまうはず。煮出し時間と染液の色について検討してみました。