2年目のニホンムラサキが開花しました。今年は染色できるかな。昨年播種して発芽しなかった種が今年になって発芽したり・・・奥深い作物です。
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2年目のニホンムラサキが開花しました。今年は染色できるかな。昨年播種して発芽しなかった種が今年になって発芽したり・・・奥深い作物です。
木灰を水に溶かした時の上澄液(灰汁)は藍建や染色の媒染剤として使用されています。特に藍建では微生物の生育に適した環境とするため、灰汁のpHを調整する必要があります。私は染色の媒染剤としてはpH11.0、藍建用にpH11.8の灰汁を使用しますが、いったい何gの木灰でpH11.0, pH11.8になるのでしょうか。水1Lに対して、何gの木灰でpH11.8になるのか実験しました。
頂いたクチナシの実で羊毛を染めました。濃く、綺麗に染まって嬉しいです。クチナシはたくあんの着色にも使われる、という知識を持って見ると、完全にたくあん色ですね。
有機栽培で育てたワタを自然素材で染めて、イアリングを作りました。(黄色のみ五月山動物園の羊毛から)
無農薬・無化学肥料で栽培した綿を夏用に細く紡ぎ、やわらかく織りました。
和綿の茶棉を梅の根1煎残液と2煎混合して染めました。
ラグマット用に太めに紡いだ糸を使用しています。(綿番手2番程度)
梅の枝で染色するときに、どれぐらいの時間煮出して、染めるのが良いのでしょうか。煮出す時間が長いほど、素材の色は抽出されますが、どこかでこれ以上濃くならない時間があるはずです。また煮出し時間が長過ぎても色が濁ってしまうはず。煮出し時間と染液の色について検討してみました。
梅の木、いったいどの部分がよく染まるのでしょうか。
1: 小枝(直径~5mm)、2: 中枝(直径1~2cm)、3: 枝の皮(直径3cm ~)1煎、4: 枝の皮2煎、5: 根、の各部位で、実験してみました。