綿花の育て方、成長の過程をざっくりと紹介します。
育てるのに適した場所
綿は暖かい地域でよく育ちます。北海道での栽培は難しいようです。日当りがよく、水はけの良い土地がいいです。
種まき
〈時期〉
・5月GW明けから5月末までがベスト!(関東、関西の場合)
・1週間程度で芽が出る。芽がでなかった場所へは6月末までに再度種をまく。
(6月を過ぎ、種播きの時期が遅れる程、収穫量が減ります。ただし早すぎる=土の温度が低すぎると芽がでないので注意!)
〈方法〉
・あらかじめ一晩水につけておくと芽が出やすい。(種を覆うの皮が硬いため、他の植物に比べて種が水を吸収しづらく発芽しにくいようです。)
・肥料は鶏糞が良い。(肥料やらなくても育つこともあります)
→・畝間約80cmの高畝をたて、株間約30〜60cmとして一カ所に2、3粒まく
・指の第一関節ぐらいの深さへ播いて、土をかける
・前日に雨が降った日に播くのが良い種まき〜収穫
・6月の梅雨を超えるまではなかなか大きくならないので、最初は特に雑草に負けないように、適宜雑草をとる(ワタは大器晩成型なんです)
→・20cmぐらいになったら1箇所に1本になるよう、よく育っているものを残して間引く。
→・7月後半8月初旬になって、1mを超えるようなら摘心する(頂点5cmぐらいを切って、摘み取ってしまう。摘心することで、成長をとめる。成長にばかり栄養をとられると実がつきにくい。)収穫
・実がはじけて白い綿がついたら適宜収穫!(実がはじけてすぐ収穫よりも、4、5日たってふわふわしだしてから収穫した方が良い。でも雨にぬれるのはあまり良くない。さらにあまり長く放っておくと落ちてしまい、土で汚れてしまうので、あんまり神経質にならずに適宜収穫していきましょう。収穫後は1日ぐらい日なたで干すと良いです。)
収穫が待ち遠しいですね!