綿花の育て方、成長の過程をざっくりと紹介します。

ワタ生育過程

  1. 育てるのに適した場所

    綿は暖かい地域でよく育ちます。北海道での栽培は難しいようです。日当りがよく、水はけの良い土地がいいです。

  2. 種まき

    〈時期〉
    ・5月GW明けから5月末までがベスト!(関東、関西の場合)
    ・1週間程度で芽が出る。芽がでなかった場所へは6月末までに再度種をまく。
    (6月を過ぎ、種播きの時期が遅れる程、収穫量が減ります。ただし早すぎる=土の温度が低すぎると芽がでないので注意!)
    〈方法〉
    ・あらかじめ一晩水につけておくと芽が出やすい。(種を覆うの皮が硬いため、他の植物に比べて種が水を吸収しづらく発芽しにくいようです。)
    ・肥料は鶏糞が良い。(肥料やらなくても育つこともあります)
    →・畝間約80cmの高畝をたて、株間約30〜60cmとして一カ所に2、3粒まく
    ・指の第一関節ぐらいの深さへ播いて、土をかける
    ・前日に雨が降った日に播くのが良い

  3. 種まき〜収穫

    ・6月の梅雨を超えるまではなかなか大きくならないので、最初は特に雑草に負けないように、適宜雑草をとる(ワタは大器晩成型なんです)
    →・20cmぐらいになったら1箇所に1本になるよう、よく育っているものを残して間引く。
    →・7月後半8月初旬になって、1mを超えるようなら摘心する(頂点5cmぐらいを切って、摘み取ってしまう。摘心することで、成長をとめる。成長にばかり栄養をとられると実がつきにくい。)

  4. 収穫

    ・実がはじけて白い綿がついたら適宜収穫!(実がはじけてすぐ収穫よりも、4、5日たってふわふわしだしてから収穫した方が良い。でも雨にぬれるのはあまり良くない。さらにあまり長く放っておくと落ちてしまい、土で汚れてしまうので、あんまり神経質にならずに適宜収穫していきましょう。収穫後は1日ぐらい日なたで干すと良いです。)

収穫が待ち遠しいですね!