頂いたクチナシの実で羊毛を染めました。濃く、綺麗に染まって嬉しいです。クチナシはたくあんの着色にも使われる、という知識を持って見ると、完全にたくあん色ですね。
また、クチナシは無媒染でも染まり、媒染が苦手な(めんどくさい)私のような人にもうってつけの染料です。庭の植木としても人気があり、簡単に苗が手に入りそうなので、いつか植えてみたいなと思っています。
<材料と今回の染色方法>
くちなし 42g
羊毛(コリデール) 42g
水 3.5L(1煎目) 2.5L(2煎目)
<1煎目>
1.クチナシ+水3.5Lを沸騰後30分強加熱。
2. 染液を冷やし、羊毛を入れて、30分加熱。
3. 放冷後、軽く洗い、乾燥。
<2煎目>
1.クチナシを2.5Lの水の中で潰し、沸騰後30分弱煮出す。
2. 染液を冷やし、羊毛を入れてから30分加熱。
3. 放冷後、ざるに上げて、日光に当てる。
5. 洗ってから、洗濯機で脱水1分、乾燥。
*1煎目は色が薄かったため、2煎した。クチナシの熟し方や大きさ、状態によると思うが、羊毛の量からしても水は2.5Lで十分だった。羊毛はフェルト化しやすいので、次からは1煎で染められるよう、水の量を調整したい。