オーストラリアのワタ農家2〜ジン工場を設立

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例えば2

ワタの種と繊維を分けるジン工場の選び方について。出荷するためには必ずこの行程が必要で、当時、3カ所程を利用していた。

一カ所は遠すぎて輸送費が高くなってしまう。輸送はトラック。黄色いラップで包まれたのが巻き寿司状のもの(cotton module)がワタで、一つあたり2.2-2.4t、18個あるのでおよそ40tをトラックで運ぶ、、、輸送にお金がかかるというのもうなずけます。

コットンモジュールを運ぶトラック

商業的に綿繰りはどうやってるの?(2つのタイプのジン工場)

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綿は実綿(種と繊維が一緒になった状態)では出荷できません。種と繊維をばらして、繊維を圧縮して初めて出荷できます。

この綿繰りはジン工場で行います。

綿繰りの機械には大きく分けて2種類あります。ローラージン(roller gin)とソージン(saw gin)です。

1.ローラージン

手作業の綿繰り機と原理は似ていて、ローラーで繊維を分けます。

私が見たローラーは2mぐらいあって、周りに革が巻き付けられたものでした。繊維がからみつきやすいように、皮には切り目がつけられています。ローラーの下から綿が出てきています。

roller gin