播種密度を24粒/m、12粒/m、6粒/mとしたのですが(畝間は全て80cm)、低い発芽率に加え、追い播きを適当に行ってしまったため、最終的な1mあたり株数は下記の通りになりました。そのため、あまり参考にならないのですが、1mあたりの株数は3.5~4本ぐらいが良いのかなという印象です。栽植密度うんぬんの前にとにかく発芽率を上げて、発芽を揃えることが今後の課題です。

1mあたり株数4.8本96kg/10a
1mあたり株数4本131kg/10a
1mあたり株数3.5本120kg/10a
綿花栽植密度と収量

前年度施肥を行った区と行っていない区の収量を比較したところ、下記の通りになりました。前年度施肥した方が収量は多いです。2020年度投入した堆肥量は鶏糞堆肥0.5t/10a、おがこ堆肥2t/10aでしたが、やはり施肥量を増やした方が収量は多くなると考えられます。しかし、綿花は施肥量が多すぎると、栄養成長ばかりで実がつかないということが起こり得るため(2020年度の和綿のように)、施肥量は来年度も変更せずに様子を見ようと思っています。

前年度堆肥あり131kg/10a
前年度堆肥なし116kg/10a
綿花収量 前年度堆肥の有無