綿花栽培を行うにあたって発芽率を調査しました。
陸地綿(洋綿):発芽率36% (26/72)
和綿:発芽率85% (17/20)
スーピマ綿:発芽率70% (14/20)
でした。
<発芽率調査方法>
前日に水につけた種子を、4/26にセルトレーへ1穴あたり2粒、種まきしました。(本当は1粒/1穴が良いのですが、土が足りなかったため・・・)
農業生物資源ジーンバンクによるとワタ属の発芽試験は「開始日4日、締切日12日」とのことなので、12日後の結果を発芽率としています。
<結果と考察>
結果は上記の通り。
和綿とスーピマは昨年度の種子なので良く発芽しています。
また和綿の方がスーピマに比べて低温でも発芽するため、発芽が早かったです。
頂いた洋綿(前年度以前のもの?)の発芽率が低いのですが、未熟な種(写真の上側、薄茶色の種)が20%程度ありました。
未熟な種子は、水につけると、種皮が薄いので種の色が薄く、手で潰すことができます。
この未熟な種の発芽率は0%でした。
播種するときに、未熟なものを避けようと思います。
また、自分で種取りをするときは、病害がなく、コットンボールが大きく充実しているものを選ぶようにしています。
![](https://i1.wp.com/koalacotton.com/wp-content/uploads/2020/05/cottonseed.jpg?resize=500%2C375)