今年は、5アールの畑で約1kgの綿花の種を使い、綿栽培を行います(株間25cm 畝間約60cm〜70cm)。

昨年度、綿の種の発芽率が悪かった(発芽率約36%)ため、今年は未熟な種子を取り除いて播種しました。

綿花未熟種子(水につけて茶色になった種子)
綿花の未熟種子を取り除いた後

未熟種子と未熟種子を除いた種子の発芽率をセルトレーに播種して調べたところ(2021年度)、

未熟種子(茶色い種)の発芽率は 3本/40粒=8%、

未熟種子を除いた種子の発芽率は192本/288粒=67%でした。

茶色い種を除いたことで、発芽率67%=約7割と、なんとか許容できるレベルになったのではないかと思います。

2粒まきの場合、計算上は10株に約1株が欠株ということになります。

(実際はネキリムシや夜盗虫にやられたりと、もっと欠株は多いけれど・・・)

実際、昨年よりも欠株は少なく感じ、まずまずの手応えを感じています。

欠株多いと追播(or補植)が大変ですし、播種時期が遅れるほど収量は落ちていきます。

発芽率が悪いときは未熟種子を取り除いて、発芽率をあげてみましょう!