オーストラリアの農家、とにかく広い!!農場全体でおよそ500ha。2ヶ月のファームステイで全部の区画見れたのかな?

栽培しているのは、遺伝子組換えワタ、羊(ラム肉の出荷)、米(1年後には水の価格高騰でやめてしまっていたが)、トウモロコシ、ソルガムの種、空豆(乾燥)など。オーストラリアは農業への補助金がないとのこと。農業=補助金なしではやっていけないみたいなイメージがあったので、これには驚き。

農業者かつ経営者。常に投資と効果を考えている感じがする。

例えば1

機械の買い替え。今年農薬の散布機を買ったとのこと。農薬の散布方法について、これまでは飛行機で散布していた。

でも飛行機だと自分で散布できないので、人を雇い、○ドルの費用がかかっていた。しかし、この散布機では○ドルですむ。また農薬の量も減らせる。家畜への農薬の被害も少ない。

だから、○ドル(○千万円)の散布機に投資した。○年で回収できる。この数字がすらすらでてくる。

農業者であり、経営者であることを感じさせられた。

農業もそれで生計を立てようと思うと、お金の計算は必須なのです。

機械へ投資するというのはいいことばかりでもなく、借金が増える元にもなる。億単位の借金はざら(収入も億単位)。bankrupt(破産)という単語が日本よりずっと身近に感じられる(ラジオからもしばしば聞こえてくる)。

旦那さんはもっと土地を広げたい(収入を上げたい)ようだが、奥さんはこれ以上借金増やしてどうするのと反対しているもよう。機械もどんどん新しいのが出て性能があがるし、壊れた時の修理費用もばかにならないから買い替えのタイミングというのも難しいものがある。

続く・・・